エロゲーム規制や児童ポルノ禁止法に関するニュース記事を集めました。

2008年11月3日月曜日

同人誌と表現 印刷屋さんの対応

原稿はまず最初に印刷屋さんに持ち込まれます。先ほど「ここ1〜2年甘くなってないかという印象がある」と申し上げたんですけど、武川さんにここ何年かの変化があったら教えていただきたいのですが。

甘くなってるかと言われると、そうかなあと思うんですが……確かに、カラーのイラスト、ストーリーものっていうのはモザイクで修正したりすることが多い。白か黒での修正は、修正の意志があるということになりますよね、モザイクって1つの表現の範囲内、絵ですからね。そこら辺でやや基準がふらついてるのかなという気持ちはありますね。

 それと、同人誌印刷所組合以外の印刷所だってあるじゃないかという話ですが、先ほど組合で80〜85%の同人誌を作ってるだろうと言いましたが、組合には入っていない古参、あるいはここ7〜8年で相当の量をこなしてる印刷所なども含めると、95%から97%くらいは「知られている印刷所」ということになります。われわれもよく知られてる印刷所とはひんぱんにコミュニケーションをしているので、95〜97%というのはコミックマーケット基準をよく分かってやってると思います。

 確かにデータ入稿の時代になって、どこの印刷所でも刷れるということになってきていますから、新規参入も多いわけですが、新規参入の会社というのは意外と、われわれが全然知らない印刷所として入ってくるのかというと、意外とそうでもない。「ああ、あそこが」というつながりが6割くらいはあったりするものなので、だから個別に話してということですよね。「これ、わかってる?」「これまずいよね」ということを個別にやっている現状です。ただ、それでも不十分なところはあるなと思っているので、イベンターなどと協力して浸透させていかなければなと思っています。

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